日本人にとって中国語は難しい?

日本人にとって中国語は難しい?

日本人にとって中国語は難しいと言われています。
まずはその理由を列記してみましょう。

◎日本語にはない独特な発音で、勉強しても聞き取りもできないまま挫折しやすい。

◎英語と違って中国のみの言語なので、接触する機会が少ない。

◎大学の第二外国語や中国語教室など学ぶ場所が限られている。

◎基礎を学んである英語に近い言語(ドイツ語やフランス語など)を選択しがち。

◎中国語をマスターしている日本人が少ないので相談したり教えてもらう機会がない。

理由を挙げればキリがありませんが、これらの事項をひとつずつ考えていくと、ある事実が浮かび上がってきます。

まず、発音が難しいことが一番のネックですが、よく考えてみるとどんな言語でもいちから勉強をはじめる場合、母国語と違って発音が違うのはもちろん当たり前で、私たちが義務教育で何年もかけて勉強してきた英語ですらまともに発音できず、発声するのをためらう程なのです。
ドイツ語の息を強く吐くような発音も控えめな日本人には恥ずかしく思えたり、フランス語の舌の使い方などもマスターするのには根気強く長い学習が必須です。

また、接触する機会がない、マスターしている人が少ないなどは、逆に考えればチャンスなのです。
数が少ないということはそれだけ貴重価値があり、求められるということです。

そして学ぶ場所については、インターネットがこれだけ発達した現在では、時と場所を選ばず選択肢が広がっています。

次に英語に近い言語を選びがちという点ですが、英語ですら何年も勉強していてもマスターできていない人が多く、とっつきやすさだけで選んだとしても、どれだけ極められるかはその限りではありません。

さて、こうして先に挙げていった理由をひっくり返してみると、実は中国語が日本人にとって特に難しいわけではないということがわかります。
むしろ漢字を使用している分、日本人は中国語に大変有利であると言えます。文章を見ただけでその漢字の意味から大体の意味は読み取れてしまいます。

英語の場合、これまで多くの単語を暗記してきましたが、意味を覚えきれず辞書をひかないと和訳することは難しいです。
中国語は文法もあまり複雑ではないので、日本人なら読み書きは比較的簡単にできるようなので問題は発音だけ。
それは確かに簡単ではありませんが、「中国語は難しい」という先入観から、やる前から諦めてしまう人が多いのではないのでしょうか。

「中国語は難しい」というのは先入観や固定観念からくるものが強いのです。
難しいといえば日本語こそ、ひらがなカタカナ漢字混じり文に加え尊敬語や謙譲語、更には略語や時代によって移り変わる単語などこれほど難しい言語はほかにないのではないのでしょうか。

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